ヘアカラーの仕組み
まずヘアカラー剤とはになるのですが通常ヘアカラー剤は1剤と2剤の二つに分かれていましてこの二つを混ぜ合わせることによって化学反応をおこしてカラーすることができます。
この1剤には主に染料とアルカリ剤というものが入っています。2剤には過酸化水素という(オキシドールみたいなもの)が入っています。
この二つを混ぜ合わせて髪に塗布していきます。
そうするとアルカリ剤が髪を膨潤させて(キューティクルをあける)染料と過酸化水素を髪の中に浸透させます。
この過酸化水素はアルカリ剤によって分解され酸素ができます。この過酸化水素によってメラニン色素を脱色して染料を酸化させて染色してくれます。
これがヘアカラーの仕組みになります。
ホームカラーとサロンカラーの違い
1.カラー剤自体
まず一つが仕組みでも触れたもので大きく違うのがアルカリ剤と過酸化水素です。
1.アルカリ剤
ホームカラーはモノエタノールアミンというものを使っていることが多いです。
サロンカラーはアンモニアというものを使っていることが多いです。
この二つの大きな違いは残留しやすさと匂いです。
モノエタノールアミンは匂いは少ないが毛髪に残留しやすい。
アンモニアは匂いは強いが揮発しやすいので残留しにくい。
特に最近はホームカラーで時間がたっても染められるというものも見かけますが余程残留性が高くないと出来ないとおもいます。
答えはダメージです!!
要は簡単にシャンプーくらいではとれないのでずっとヘアダメージが続いてしまっている感じなんですね。平均して2~3週間ほど残留するといわれています。白髪染めだと1か月くらいで染める方も多いのでないでしょうか?
そうするとひと月のほとんどがダメージの要因がある中で生活していることになります。
ただ通常のサロンカラーでもある程度は残留します。
ただ後述してますがサロンカラーはこのアルカリ自体が弱いものやものによってはないものもあります。
2.過酸化水素の濃度
これについてはおおもとは変わらないですが大事なのが濃度になります。
基本的には濃度が高くなればなるほど脱色作用が強くなります。
この脱色作用がカラーの中では最も傷む原因になります。
ちょっと話がそれましたが日本の法律では上限が6%となっているのですが市販のカラー剤は基本6%です。
サロンカラーは1~6%を使い分けています。
通常6%は染めていない新しく生えてきたところに使用します。
ここまではサロンカラーもホームカラーも変わりませんが一度染めているところに使うには強すぎます。(更に明るくするときは6%を使用したりもします)
基本髪色を落ち着ける時などは脱色する必要はほとんどないので濃度を低くしたりして調節できます。また明るくなりやすそうな髪質の方なども低くすることもあります。
この使い分けができるのがサロンカラーの強みです。
2.塗りわける技術、傷ませない考え、似合う色
基本的に白髪染めの方は根元の伸びてきたところが気になってきますよね?
サロンカラーであれば伸びてきたところだけを染めるリタッチという技術があります。
これが本当に大切です。
何度も一度染めたところに先ほどの強いカラー剤で塗ったり、ましてや白髪染めをしている方は加齢毛の可能性が高いのでよりダメージを負います。
また白髪染めで多いのですがいくら明るめのものを使っていても白髪染め自体、染料が濃いので重ねるほど暗くなっていきます。
そうなってしまうと簡単には直せません。それこそブリーチが必要となってきます。
とどんどん悪循環になってきますので注意が必要です。
ですのでサロンカラーでは一度染めたところや落ち着けたい時などは過酸化水素の濃度を低くしたり、低アルカリカラーやノンアルカリカラーなどで対応していきます。
またよくお客様からも言われますが市販のカラーだと色がすぐ抜けちゃう、サロンカラーだと色持ちがいいと言っていただけますが個人的には塗る量、放置時間、放置してる時にどうしてるかが大きく関係してきます。ちなみに市販のカラー剤は量が少ないです。
あと市販のカラー剤をみていると1剤と2剤の分量がサロンカラーと違い2剤(過酸化水素)が1剤に対して2倍ほどになっているものが多かったです。
そうなるとアルカリの量は減るんですが染料も薄まってしまいます。そして2剤が多い分脱色作用も強めになります。これが先ほどいってたホームカラーが傷むゆえんです。
そして重要なのがその方に合っている色なのかです。そこは美容師という美のプロが提案することと思います。やりたい色と似あう色は違うことも多いのです。
更にサロンカラー特有のものとすればデザインカラーです。いわゆるメッシュ、ハイライトやグラデーションカラーなどの一色に染め上げない技術はプロでなければできません。
3.染めた後のケアの違い
これもよくお客様からも、もしかしたら不勉強な美容師さんですら思っているかもしれませんが傷んだらトリートメントすればいいとか、思っている方多いですが髪は傷んだら元に戻りません。
そして一番大事なのはヘアカラーの残留物(過酸化水素、アルカリ、活性酸素)をどれだけとれるのかです!
ホームカラーの場合はシャンプーして終わりですよね?
もしかしたら美容室でもそのようなところもあるかもしれません。
しかしHALEではここを重要視しております。なぜなら染めている時間よりも残留している時間の方が圧倒的に長いからその分負担は変わってくるからです。
それがHALEの白髪抑制カラーのことなんです。
そして美容室ではカラーを流す前に乳化ということをやっているのですがこれも大事です。
あとはホームカラーをしている場合、パーマがうまくかからないことが多々あります。これはダメージのムラです。特にご自分で染めている方は顔回りなどに多く塗ったり毛先に何回も染めちゃってたりするとダメージのムラがすごいです。特に顔回りや毛先などは他と比べて細くなってたりダメージしやすいのです。
しかも見た目ではあまり分からなかったり、最悪パーマ液をつけた時にわかるときもあります。
このムラの見極めはいかにプロといえど無理です。
そうなるとダメージしてるところに薬の強さを合わせればダメージが少ないところはかからないですし反対にダメージの少ないところに合わせれば最悪ビビり毛というハイダメージになってしまう恐ろしさがあります。
ちなみにそこまでいったら誰にも直せません!
4、費用の違い、手間の違い
一般の方からすればこれが一番重要かもしれません。
費用も市販でしたら500~1000円程度ですかね。時間も自宅で手が空いた時にできる。
サロンカラーですと5000円程度が多いです。美容室に来てもらう手間もありますしカットもしたら2時間程度はかかりますしなにより自分の好きな時間にいけないかもしれない。
やはり手軽さではホームカラーにはかないません。
実際カラーをしている人の中で美容室で染めている方の割合は42.8%だそうです。(全国理美容製造者協会2014年調査)
3、ホームカラーに向かない人とは
1.キレイに仕上げたい
2.若々しくいたい
3.頭皮や髪のケアを大事にしている
4.パーマやストレートをかけているもしくはかける予定がある
5.おしゃれなカラーをしたい
6.ヘアカラーを長持ちさせたい
これらに一つでも当てはまる方はホームカラーはオススメしません。
逆に言えば当てはまらなければホームカラーがいいと思います。
まとめ
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