活性酸素とは
活性酸素とは、自分たち人間が生きていく上で酸素が必要です。その酸素が外部からの色々な刺激を受け、反応することにより通常よりも活性化することによって活性酸素に変化します。
そしてこの活性酸素はほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素です。
活性酸素自体は体内に侵入した細菌やウイルスから守ってくれる役割をもっていますので欠かせないものなのですが、非常に酸化力が強いため過剰に発生させてしまうと正常な細胞まで攻撃してしまいます。
そうなることによって身近な問題で言えば疾患を引き起こしたり(動脈硬化、がん、糖尿病など)、美容面で言えば老化が進みしわやしみができたり、髪でいえば頭皮が老化することによってエイジング毛になってしまいます。
活性酸素が発生してしまう要因
環境面からだと
2.化学物質
3.紫外線
4.電磁波
などがあります。
生活習慣からだと
2.過度な運動
3.睡眠不足
4.強いストレス
などがあります。
活性酸素の種類
一口に活性酸素といってもいくつも種類があるんです。
大きく分けて4つあります。
初期段階の活性酸素 食べたものがエネルギーの変わるときに発生。大量に発生していますが毒性は強くない
2.過酸化水素
スーパーオキシドが反応して常に発生している。この過酸化水素は3%濃度で殺菌消毒役としてオキシドールとして世にでています。この消毒とかのの効能は活性酸素としての酸化力で消毒しています。
3.ヒドロキシラジカル
過酸化水素から体内の金属イオンと反応して発生する。非常に毒性が強くこれによって細胞などが傷つけられると言われています。
4.一重項酸素
紫外線などの光の刺激によって発生する。 皮膚を形成するたんぱく質や脂肪などを酸化させる。
主に生活している中で関係してくるものがこの4つと言われています。
抗酸化とは
抗酸化とは活性酸素の発生や働きを抑制するものです。
抗酸化物質は体内で作られるものと体外から摂取するものに分かれます。
体内で作られる抗酸化物質は40代位から急速に減少していきます。
1.体内で作られる抗酸化物質
1.スーパーオキシドジスムターゼ
スーパーオキシドアニオンを過酸化水素と酸素に分解させる
2.カタラーゼ
過酸化水素を酸素と水に分解させる
3.グルタオチンペルオキシターゼ
過酸化水素や過酸化脂質を分解させる
2.体外から摂取する主な抗酸化物質
抗酸化物質の中には活性酸素の発生を抑えるもの、酸化力を抑えるもの、修復するものに分かれます。
2.ビタミンE
3.ミネラル類
4.ポリフェノール
5.カロテノイド
6.コエンザイムQ
などこういった栄養素が特に重要です。
アンチエイジングとは
アンチエイジングとは色々な解釈がありますがここでいうアンチエイジングとは老化のスピードを緩めることだと思います。
活性酸素の発生を少なくして、増えすぎてしまった活性酸素は抗酸化物質によって抑えていきます。
いわゆる活性酸素が余計に発生してしまうと老化の原因になります。また病気の可能性も増えてしまいます。
増えすぎた活性酸素を抗酸化物質によって抑えてくれれば根本からのアンチエイジングとなるのではないでしょうか?
コメント